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中国の二酸化チタン生産量は2022年に386万1000トンに達した。

1月6日、二酸化チタン産業技術革新戦略連盟事務局と国家化学生産性促進センター二酸化チタンサブセンターの統計によると、2022年にわが国の二酸化チタン業界の全工程企業41社による二酸化チタンの生産は再び成功を収め、業界全体のルチル型とアナターゼ型二酸化チタンなどの関連製品の総生産量は386万1000トンに達し、前年比7万1000トン(1.87%)増加した。

二酸化チタン連盟の事務局長で二酸化チタンサブセンター所長の畢生氏は、統計によると、2022年には、業界で正常な生産条件を備えた全工程二酸化チタン生産企業が合計41社(年内に生産を停止し、統計上再開した3社を除く)になると述べた。

二酸化チタン及び関連製品386万1千トンのうち、ルチル型製品は332万6千トンで、総生産量の86.14%を占め、前年比3.64ポイント増加した。アナターゼ型製品は41万1千トンで、総生産量の10.64%を占め、前年比2.36ポイント減少した。非顔料級及びその他の製品は12万4千トンで、総生産量の3.21%を占め、前年比1.29ポイント減少した。塩素化製品は49万7千トンで、前年比12万1千トン、32.18%の大幅増加となり、総生産量の12.87%を占め、ルチル型製品の生産量の14.94%を占め、いずれも前年を大幅に上回った。

2022年には、比較可能な生産企業40社のうち、生産量が増加する企業は16社で40%を占め、減少する企業は23社で57.5%、横ばいの企業は1社で2.5%を占める。

畢生氏の分析によると、わが国の二酸化チタンの生産量が過去最高を記録した主な理由は、世界経済環境における需要の改善によるものである。第一に、海外の生産企業が疫病の影響を受け、稼働率が不十分であること。第二に、海外の二酸化チタンメーカーの生産能力が徐々に閉鎖され、長年にわたり有効な生産能力の増加が見られなかったため、中国の二酸化チタン輸出量は年々増加している。同時に、わが国国内の疫病状況が適切に抑制されているため、全体的なマクロ経済の見通しは良好で、国内循環の需要が牽引されている。さらに、近年、国内企業が相次いで生産能力の拡大に着手しており、業界全体の生産能力が大幅に増加している。


投稿日時: 2023年1月12日