7月の概要
7月は石油化学原料を中心に、化学原料が幅広く上昇した。スチレン、ビスフェノールA、高純度ベンゼン、ブタジエンといった主要原料に加え、ポリウレタンの中核原料も15%以上上昇した。臭素、芳香族化合物、アルコール類も上昇傾向を示した。
ゴム・プラスチック製品は軒並み回復を見せた。調査対象となった18品目のうち、16品目で値上がりを記録した。PPラフィア、LLDPE、LDPEは12%以上上昇し、ABSは10.75%、PSは10.43%上昇するなど、汎用プラスチック全般が急騰した。
8月3日市場最新情報
米イラン間の緊張がさらに高まる可能性を受け、8月3日の早朝取引でブレント原油とWTI原油は6%以上急落した。国内のエネルギー市場と化学市場もこれに追随し、広範囲で下落した。
- ・原油価格:-3.58%
- ・純ベンゼン:-1.27%
- ・スチレン:-0.99%
- ・PVC:-0.63%
- ・プロピレン:-0.60%
- ・短繊維:-0.57% PP、PETボトルチップ、その他のプラスチックも様々な程度で減少した。
現物市場
鎮江奇美と栄盛石油化工はABSの工場出荷価格を1トン当たり300人民元引き下げ、ABSのスポット市場全体はまちまちの動きとなった。マクロ経済の支援が弱まったことでPC価格も下押しされ、一部の国内PCメーカーは1トン当たり200人民元値下げを行い、PCのスポット価格は軟調な推移を見せた。
投稿日時:2026年8月4日

